冬の季節も終わりに近づき、活動しやすくなって参りました。
患者さんの調子も良い事が多くなり一安心です。
全体的に活動的になり思う事が出て来ました。其れは、コロナ自粛の影響なのか筋力の不足が目立つ事です。
自分自身も含めてですが、体が鈍ってしまい動きづらく、思ったよりも早く息があがってしまうのです。
暖かくなる春からは、筋力強化と持久力向上を目的に加える方がより効果が望めるかも知れません。
最近ふとその様に感じました。

3月になり昼間と夜間の温度差が大きくなって参りました。
この時期によく出会う症状は”寝ても残る疲労感”ですね。
年齢や性別等は関係なく起こるもので、気を張っている間は頑張れるのですが、一息つくとひどく眠くなったり起き上がるにも覚悟が必要な体のダルさが主な症状です。
休息に使っている時間はしっかり有るが休めていない様で、目の下にクマが出来る事もあります。
自律神経の切り替えがうまくいっていない事や、鉄分などのミネラル分が偏っているのかも知れません。
背中や首筋の緊張や体の火照り（虚火が関わる微熱）が多くみられ、改善のコツは緊張のある部分を軽めに行い回復力の向上を目指す事が良いようです。
施術では、”時間は短めで刺激量は軽め”と注意して行うと良い意見を得られます。
この時期は”やり過ぎ”が起こりやすいのでご注意ください。

2月は色々と忙しく、休息がうまく取れない毎日です。皆様はいかがでしょうか？
さて、ここ１週間によく見かけた症状をお話し致します。
多かった症状は”肩こり”でした。日によって大きく気温が上下した事が原因の一つと考えられます。
この”肩こり”は肩甲間部から脇の下を通って前胸部（鎖骨下端と腋窩前面部）に硬結・筋緊張が見られ、その部位を持続圧迫やストレッチをする事で軽減致しました。
特に側頸部付近の緊張をゆっくりと指圧し緩めると効果が高かったですね。
今回は術者自身も肩こりが強く、頭がはっきりしないなどの症状が残りやすいですね。
また、大阪南部の交通事故も多く、皆様は慢性に疲労していると考えられます。長距離の移動や休みなしで活動する時は休憩をしながらの方が良いと思います。
それでは皆様、頑張ってください。