2021/07/14
コロナワクチン接種後の経過
大阪の緊急事態宣言中は休んでおりました。
コロナワクチンの接種が出来ましたので再開致します。
さて、ワクチン接種後の副反応(副作用)について報告致します。
少しでも不安感が減りましたら幸いです。
ワクチンはファイザー製の物です。
7月13日火曜日12時ちょうどに接種しました。
接種後すぐの体調の変化等は無く注射自体の痛みもかなり少なかったです。
15分の安静時は痛み腫れ発熱違和感なし。
14時(2時間後):接種場所に軽い張り感が現れる。痛み等は無く何となく突っ張る感じ。
16時(4時間後):接種部分に軽い鈍痛が起こる。肩関節外転動作時に発痛。痛みは打撲の様な物。
18時(6時間後):三角筋部に痛みの範囲が広がる。
肩の動きでも痛みを感じ、触れるだけでも痛いと感じる程度。
20時(8時間後):痛みは強くなり患部の腫れ熱感を感知する。
疼いたり脈打つ痛みでは無く、肩関節の痛みが出る角度の時だけ出現する。
22時(10時間後):肩の外側部にはっきりと痛みが出現。患部に軽く触れただけでも痛みが出る。
これ以降は就寝まで痛みの変化は無し。
1回目のワクチン接種(1日目)では接種部分の痛みのみが出現し、その他の症状は見られませんでした。2日目はまた後ほど報告致します。
2021/04/18
腰痛の施術について
今回は腰痛の施術手順について書こうと思います。
実際に腰痛を訴える患者さんの施術では、原因によって有効な手技が有りますのでご説明致します。
〇施術前の確認
まず大切な事は、腰痛の施術を行って大丈夫なのかと確認することです。
①患部の腰や体幹部に触れただけで”患者さんが強く顔をしかめて痛みを我慢する”状態が起きている時です。
(あまりに強い痛みが起きている時は骨折等の重篤な問題が起きている可能性が有るからです)
②胴体等に傷や痣が無いかを確認する。
(出血等は分かりやすいですが青あざ等は衣服の上からは分かりにくいです)
〇症状を確認する
①痛みや不具合がどの様に起こるのかを調べる。
痛みの種類や現れ方で大まかな原因や場所を探します。
②始めの状態を患者さんに確認しておいてもらう。
(施術後の効果判定に必要なため動かせる範囲や痛み方を確かめる)
〇主要な症状が見られる場所の治療
①患部に対する始めの手技はマッサージを用いる。
(筋の緊張・膨隆・陥凹、熱感を触知するため軽擦法が有効です)
②筋の緊張部分に対して施術を行う。
(殆どの場合、筋緊張が出現しこれを緩めないと痛みが強い事と深部の施術時の患者さん術者双方の負担が大きい為)
③筋を緩めた状態で直接具合を患者さんに聞く。
(筋緊張以外の原因を探る為行います。この時点で痛みがあまり変化していなくても構いません)
④腰痛の出現する動きをして貰う。
(痛みや軟部組織の引っ掛かりによる左右差や違和感を確認します)
⑤左右差や動かしにくい方向を改善する為に運動法・ストレッチを行う
(動きにくくなっている部分の円滑化を目的に、ゆっくり大きく動かします)
⑥一通り施術した後に残っている違和感を聞く
(全体的にどうなったかを聞く事で、その他の部位に違和感が出ていないか等、始めと比べての状態を知る必要が有ります。この時点で残っている違和感や痛みで、続けて施術を繰り返すか、少し時間を空けて様子を見るかを決めます。)
〇今後の予定を考える
今回の施術での効果を考えて、今後の治療予定を決めます。判断基準は患者さんの反応です。違和感や痛みが軽減し少し様子を見ながらと云う答えが出た時は暫く期間を空けます。
短期間に続けて施術を行わなくても自然に回復する力が高まっており、過度な介入は患者さん本人の実感を不明確にするからです。
(理由としては、常に我々が必要との考え方は患者さんの自立の妨げと考えております)
〇順序を決めておく意味
腰痛は原因がいくつか有りますが大まかな順序は変わりません。一定の決まった手順を決めておけば効果の出た物と効かなかった物がはっきりし、今後の施術の経験になります。効果的な方法は自信を持って行えます。効かない物は更に練習したり新しい方法を学ぶきっかけにもなります。
一定の手順を決めておく事は技術の熟練が分かりやすく、教えやすいと云う事も有ります。
今回の内容が少しでも参考になりましたら幸いです。
2021/04/07
腰痛について
今回は腰痛について書こうと思います。
毎年3月末から4月にかけては腰痛が起こりやすいですが、今年は特に多く見られます。
さて、一般的に腰痛と言っても色々と原因が有ります。原因の種類によって少し対処法が違うので、参考にしてください。
腰痛の種類
①筋筋膜性の腰痛:筋肉・筋膜・腱などが傷ついたり引きつったりして痛みが起こるもの。
②関節由来性の腰痛:関節部分の動きに問題が起こり痛みが起こるもの。
③関連痛・放散痛による腰痛:腰部以外に原因が有り痛みが腰まで広がってき痛みが起こるもの。
④骨格・内臓などが原因の腰痛:背骨・椎間板の損傷や内臓の問題(ガン・胆石・結石など)で痛みが起こるもの。
鑑別・区別法
①痛みは鈍痛が多く、動作の始めと終わり(動かせる限界)付近で痛みが強いです。朝起きてすぐは痛みが軽め。痛みの範囲は広く左右ともに起こる。
②痛みは鋭く電気的で、下半身に神経痛の様なものが出る事が有ります。一定の姿勢を取ると痛みが出現します。痛みの範囲は狭く上下方向に出やすい。左右の片側が多い。
③痛む時間が長く姿勢の影響をあまり受けない。原因部分の改善により腰痛が治まりやすい。発熱や冷え込み時に起こりやすい。
④痛みは激痛で施術により変化しない。昼夜を問わず痛み発熱・吐き気を伴うことあり。
効果が期待できる対処法
①筋の損傷が原因の事が多いため、痛みが現れている場所から少し離れた部分に軽めの圧力でゆっくりとマッサージを行う。湿布等の温冷の選択は本人が楽になる方を使います。
②関節の動きが邪魔されている事が考えられるため、始めに温めてその部分の緊張を緩めます。緩んで来てからゆっくりと大きくストレッチを行うと軽減しやすいです。痛みが出ている場合は動きを小さくします。
③痛みが現れている部分が原因では無い事が多いため”原因となっているもの”を探す必要が有ります。よく見られる症状は高熱時の関節痛や長い時間寝ていたことによる腰痛です。
④が考えられる時は、重篤な場合が多いため施術は行わず医療機関の診察を指示します。
まとめ
以上の様に大まかに分類して腰痛を考えれば効果を確認しやすく、効果を得にくかったとしても次の方法の参考になると思います。
information店舗情報
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