9月も後半になり、昼夜の温度差が大きくなって参りました。体調を崩しやすく油断大敵ですね。
さて、9月の上旬によく見られた症状は”腰痛”でした。
今回の腰痛は問診や触診等から、筋や腱に原因が有ったと考えられる物でした。
筋肉部分の原因を疑った理由
①問診で痛み方を尋ねた時に”突っ張る”や”引きつる”と云った答えが多かった事。
②触診で関節の可動域よりも他動運動時の抵抗感が強かった事。
③施術時に可動域が改善しても引きつる痛みが残りやすい。圧痛やトリガーポイントの出現が目立つ。
でした。
治療効果の高かった施術対象の筋は梨状筋・双子筋等の仙骨先端付近から座骨の間の筋群です。
施術の方法は、まず筋に対して直角方向に揉捏し、その後、筋の走行に沿って伸ばしてく様な感じで行う。
押圧の強さは中程度で痛みを我慢させ過ぎない（強すぎると相手の力が入り硬くなる）。
同部の施術回数が多くならない様に気を付ける。（多すぎると、筋が膨張し後に痛みが出やすい）

上手く施術が出来た時は、仙腸関節の動きが柔らかくなり、坐骨結節周囲の緊張も改善などの変化が現れる事が多いです。

今回はこの様な感じでした。皆様の参考になれば幸いです。

コロナワクチン接種の2回目が終わりその後2週間以上経過しました。
一般的に2回目の接種後は副反応が強く出るとの事でしたが、私の場合はほぼ有りませんでした。

経過：
接種後4時間：接種部分の軽い張り感出現。（少し腫れている様な自覚）
　　8時間後：ほんの少し頭部の違和感有り。（痛みよりフワフワする感じ）
　　12時間後：すべての違和感・痛み消失。以後ワクチン接種の違和感は出現する事無し。

念のため翌日は休みを取り、頭痛薬も準備しましたが私自身には必要有りませんでした。
体質的な物が有る様です。風邪を引いた時に発熱が強い人には副反応が強い様に感じました。
また、接種後に運動や外出等、体に負担がかかる事をした場合も副反応が増強されるとの意見も有りました。

ワクチンに関しては色々な意見が有ります。
私自身は”此れで訪問先に安心して貰える”と云うところに価値が有ったと思いました。
まだコロナウィルスが猛威を振るっており、心からの安心はまだ先の様です。自身で出来る事をし、油断しない様に気を付けて行きたいですね。

コロナワクチン接種2日目の症状の報告
今回は接種1回目の2日目に起こっている症状を報告致します。

　12時までの午前中
接種側の肩の痛みはかなりはっきりと出現。痛みの質は打ち身（打撲）の様な物で軽く触れただけでも痛いと感じる程度。発熱や頭痛・発赤は出現せず肩の痛みだけでした。
よく言われている腕が上がらない状態にはなりましたが、”肩が痛むので上げる動作を避ける”事が原因です。一番強く出現する動きは肩関節外転です。背中方向に腕を回す動作でも痛みが気になる事有り。
また、接種側を下にした横向き寝は痛みが強く出来ませんでした。
荷物を持ったり、前方の物を押す動作では痛み無し。

　午後3時（起床から約7時間後）
痛みの強さが軽減し始める。午前中程の痛みが出なくなる。患部を触ったり軽く擦れても痛くなくなる。圧迫したり押したりすると痛みが有る事が分かる状態。肩の運動でも痛みが感じにくくなる。

　午後6時頃（起床後10時間）
日常生活での動作での痛みはほぼ消失。患部の硬結（少し腫れて硬くなっている様な状態）は有り、押すと軽く痛む。

　午後9時（起床後13時間）
一番痛みが出やすい患部を下にする横向き寝でも気にならない状態。
これ以降、注射の影響を気にする事は無くなる。

今回の予防接種では発熱が起きなっかった為、倦怠感・頭痛・関節の痛み・悪寒戦慄等を伴う発熱症状が無く生活や業務の障害になる事はありませんでした。
発熱症状が現れた場合は軽いうちから痛み止めや熱さましを用いる方が良く、辛い症状の持続時間も短いとの意見も有りました。
今回の2日目の報告は以上です。少しでも注射後の症状に対する不安が減りましたら幸いです。