2020/10/10
介護職員の方から講義の依頼が有りました
先日、介護職員をされている方から講義の依頼が有りました。
「利用者様の介助時に下肢の突っ張りが有り不随運動も大きく現れ、本人さんも気にしておられる。」との事でした。また、なるべく痛みを我慢させずに、柔らかくする方法と、不随運動にはどの様に対応すれば良いのか、教えて欲しいとの内容でした。
1時間ほどの講習を行い、先方様にも納得して実践出来る方法をお教え致しました。
講習を行うにあたって、先方様にイメージし易い言葉を選び、実演では私を直接施術してもら方法を取りました。
後日、実践した時の報告が有り、とても上手く対応できたと喜んで頂けました。
2020/09/22
今年の秋に現れている症状
今年の猛暑もひと段落し、過ごしやすい気候になって参りました。
秋には夏に頑張った反動が出る事が有ります。
今年は患者さんから、疲労感ややる気が起きない以外に痛みが出たとのご意見をよく聞きます。
痛みの出現場所は体幹部が多いですね。
具体的には
腰(腰椎か仙腸関節の部分)
首・肩(は肩甲骨周り~上腕近位・首は後頭環椎付近のうなじ部分)
胸部(左右どちらか片側の肋軟骨部分)です。
私自身も、項部上方と仙腸関節にギリギリ我慢できる程度の疼痛がおこりました。
原因と考えられる物は、筋の引き攣りでした。自力での施術は行いにくいですが、痛みが治まる場所を探し出し圧迫やストレッチで効果がでました。(患者さんにしている施術がどの程度の力加減かよく分かりました)
もしも、患者さんに同じ様な症状が出た場合、施術は筋の過緊張(攣縮や痙攣)に対応する手技が有効と考えられます。また、”この時期にこの様な症状が流行っている”と説明すると納得される方が多かったです。
それでは、また何か気付いた時はお知らせ致します。
2020/09/09
”痛み”に対する考え
施術を行っていて”痛み”について思う事が有ります。
患者さんにどの程度まで痛みを我慢させるのか?と云う事です。
症状や手技によっては”どうしても我慢して貰う”必要が有る場合でも、この事はいつも頭によぎります。
さて、実際の場面では痛みの解決を目的とした要望が多く”痛む場所”の施術も必要になります。
痛む場所を一番初めに施術するのではなく、関連する部位を先に緩める施術方法を取る方が有効な時が有ります。(筋の緊張が強く強張っている場合等)
また、炎症や腫脹・浮腫は、痛む場所を後回しにしたり避けたりすると、やや手間は掛かりますが患者さんの負担は軽いです。
例えば、四肢では体幹に近い側から、胴体ではリンパ節に近い所から、頭部は頸部から行う等です。
痛い場所に対しては”何よりも、早く何とかしてあげたい”と云う気持ちになりますが、効果や時間が同じ位なら、患者さんに我慢を強いる手技を使わない事も治療家としての幅の広さと言えるのではないでしょうか。
information店舗情報
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※当店は出張専門のため、ご来店いただいての施術は行っておりません。
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